長野市(長野) 茶臼山(729.9m) 2023年1月21日(1回目)  カウント:画像読み出し不能

所要時間 4:37 中尾山温泉−−4:47 花井神社−−5:05 590m鞍部−−5:08 ソーラー発電所入口−−5:18 車道終点−−5:36 668m峰−−5:53 640m鞍部(一本松)−−6:13 茶臼山−−6:34 640m鞍部(一本松)−−6:43 祠−−6:45 廃林道−−6:53 車道終点(登山口)−−6:56 中尾山温泉

場所長野県長野市
年月日2023年1月21日 日帰り
天候
山行種類一般登山
交通手段マイカー
駐車場車道終点に広い駐車余地あり
登山道の有無あり
籔の有無藪と言うほどではないが登山道に笹が被る区間あり
危険個所の有無無し
冬装備無し
山頂の展望無し
GPSトラックログ
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コメント先週に引き茶臼山トレッキングコースの小松原コースと一本松コースで周回ルートを組み、一本松から山頂を往復した。気温は例年並みに低下して寒かったが、昨夜降った僅かな新雪以外は先週末から雪は降っていなかったので、道路/登山道ともほぼ無雪だった。この日は朝と昼の2回、茶臼山に登り、これは朝の記録である




中尾山温泉を出発 花井神社
花井神社前からの長野市街の夜景 場所によっては路面に薄っすらと積雪
590m鞍部では竹が横倒しに ソーラー発電所入口
車道終点 送電鉄塔分岐。標識では「展望」と出ている
送電鉄塔方面には枝が置かれて通行止め状態。でも道はいい すぐに送電鉄塔到着
送電鉄塔から東側の展望 送電鉄塔から西側の展望。極端に光が少ない
668m付近。徐々に笹が現れてくる 668m峰西から笹の被りが酷くなる
640m付近で笹が薄くなる 一本松(640m鞍部)
八龍沢・山布施沢 砂防指定地の標識。2か所ある 茶臼山山頂分岐
茶臼山山頂 茶臼山山頂の三角点
標高700m付近の西側の展望 標高680m付近の東側の展望
一本松(640m鞍部) 標高540mの祠
廃林道に出た。今回は右へ 沢に出ると赤い鉄骨の堰堤登場
微かに新雪が積もっている 土砂に埋もれた廃林道
廃林道起点 フェンスの向こうが正式な登山道
フェンス横を回り込んで車道へ 中尾山温泉西側の車道分岐の標識
中尾山温泉西側の車道分岐。右が茶臼山トレッキングコース 正願寺地蔵尊と稲荷大明神


 今週末も遠出はせずに近場で体力トレーニング。先週同様の周回ルートで茶臼山に登ることにした。週末は寒気が入って気温が低下し場合によっては雪の可能性もあるが、茶臼山は長野盆地でも南部に近い位置なので比較的雪は降りにくいし、標高が低いのできついラッセルにはならないだろう。

 朝飯を食い終わって自転車にまたがって出発。先週末とは比較にならないくらい気温が低く、おそらく-5℃前後だろう。まあ、先週が異常な高温だったのだが。自転車で坂道を登って息が荒くなっても防寒具を脱ぐ必要はなかった。そこまでの舗装道路は人家の影などでは薄っすらと雪が積もっていたが、その下の路面は乾燥して凍結は無かった。しかし北寄りの冷たい風が強く、逆風では自転車のペダルが重い。

 中尾山温泉に自転車をデポして花井神社方面へ急坂を歩き出す。僅かに埃のような細かな雪が舞っているが頭上には星がちらほら見えているので、北側から飛ばされてきた雪らしい。積もる心配はなさそうだが気温は低いままだろうな。

 花井神社でお参りしてからさらに登り続け、590m鞍部を通過すると竹が道路に倒れ掛かっていた。雪に伴う強風の影響だろうか。ソーラー発電所から湿ったダートに変わるが、今日は気温が下がって土がほぼ凍り付いて長靴でもほとんど沈まなくて快適に歩けた。冬場ではこれが通常のはずである。

 車道終点から登山道に入り、668m峰付近から笹が現れると葉の上には薄っすらと雪が乗っている。先週は葉が濡れてズボンが濡れてしまったが、今日は防寒防風対策でカッパを着たままであり、長靴と合わせれば笹に雪があっても問題ない。

 668m峰手前で北に分岐する尾根の「展望」の標識から北にあるはずの送電鉄塔に足を延ばすことにした。この方向の道には枝が置かれて通行止めを示しているが、通行止めの看板は無いし藪は無いので問題なし。

 尾根の西側直下に道が延び、僅かな距離で送電鉄塔が登場。当然のように周囲の樹林は伐採されて展望が開けていて、北東には長野市街中心部の明るい夜景が見えている。それに対して西側はほとんど真っ暗で人工物の光は僅かしかない。長野市街地の北側には雲のようなものが地表すれすれまで見えているが、これは雪である。ここよりも確実に強い雪が降っている。

 正式登山道に戻り668m峰てっぺん付近から笹の被りが酷くなるが、軽い雪が僅かに乗っただけであるしカッパを着ているので全く問題なし。時間があれば刈り払いしたいところだが、個人でやったら何日くらいかかるだろうか。笹が酷いのは640m峰付近までで、ここまで下ると膝丈程度の密度の低い笹に変わり登山道へのはみ出しは少なくなる。

 640m鞍部(一本杉)で一本松コース/信里棚田コースに合流すると笹は消えて道は一段グレードアップしたような感じに。こちらのコースでも古い雪はほとんど残っておらず、昨夜から今朝にかけて降った新雪がごく僅かに表面を覆う程度であった。先週あった水たまりも消えていた。

 1本目の「八龍沢・山布施沢 砂防指定地」の標識を通過して2本目の「八龍沢・山布施沢 砂防指定地」の標識が見えれば茶臼山山頂への分岐はもうすぐである。分岐標識で左に入って茶臼山山頂へ。薄っすらと雪に覆われていた。

 信里棚田コースに戻って下山へ。帰りがけにこれまで気になっていた枝道らしき2か所の道へ入ってみることにした。山頂に近い一か所目は標高700m付近で登山道が尾根東側を通過する箇所である。分岐に標識は無く道は広いが濃さは薄く、初めて歩く人だと気付かないかもしれない。おそらく展望地点だと予想したがその通りで、尾根上に達すると樹林が西側に開けて西の展望が得られた。この標高であれば明るい時間帯で天気がいい日なら後立山が見えるかもしれない。

 次は694m峰南側の680m鞍部。この分岐も先ほどと同じで案内標識は無く道は広いが濃さは薄く気付きにくい代物である。小規模な二重山稜の東側の尾根に乗ると範囲は狭いが東側に樹林が開けて篠ノ井付近の展望が開けた場所があった。一本松コース/小松原コース起点の中尾山温泉の建物群も良く見えていた。この頃には周囲は徐々に明るくなり始めており、日の出の時刻が早まりつつあるのが体感できた。一本松(640m鞍部)に到着する頃にはライト不要な明るさになっていた。

 一本松コースを下って廃林道に出たら右に進んで廃林道経由で中尾山温泉に下ることにした。路面の一部に薄っすらと新雪が乗る程度であり凍結箇所は無く歩きやすかった。終点でフェンス脇をすり抜けて車道に出て中尾山温泉に戻った。気温が低いので温泉の露天風呂区画からはもうもうと湯気が上がっていたが、この気温では普通の神経の持ち主では露天風呂には入れないだろうなぁ。

 

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